専業主夫(仮)の備忘録

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3/23 休職から復職までの道のり

こんにちは、おくだ(ゆ)です。

気温もだいぶ暖かくなり活動しやすい時期になってきましたね。

(花粉症の方にとっては辛い時期でもあるかもしれませんが…)

 

本日は私がうつ(状態)を発症してから休職、そして復職へ向けてどのような活動をしているのかを記事としてまとめてみようと思います。

同じようにうつ症状等で悩まれている方の参考になればと思います。

 

【目次】

①何はともあれ、先ずは心療内科へ相談

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まず初めに申し上げます。

うつ症状に悩んでいる皆様、仕事との兼ね合いが~とか生活できなくなるかも~とか考えちゃいますが、その症状は我慢すればするほど悪い方向に傾きます。

なので、何を差し置いてもまずは病院へ行きましょう。

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心療内科は敷居が高いように感じますが、行ってみれば普通の内科と大差ありません。

何より思い悩んで完全に精神を病む、精神的に追い込まれていくよりよっぽど楽になれます。

私の場合は過労と会社での人間関係から不安性抑うつ状態になってしまいました。

私も仕事との兼ね合いがとか生活面がとか駄々をこねて本格的療養に専念するまで半年以上かかりましたが、やはり早い段階で療養を開始すべきだったと思います。

 

②診断書を会社へ提出しよう

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診療内科で正式にうつ病等の診断が出ると診断書(簡単にいうと会社に対してのドクターストップみたいなイメージ)を書いて貰えるので、その診断書を会社へ提出しましょう。

会社の規定にもよりますが一定期間の休職期間を貰えます。

 

③いざ療養開始(やる気が起きなくてもすべきこと、した方が良い事)

会社へ診断書を提出して休職開始...で、何をすればいいのってなるかと思いますが、私の場合はそれよりも先に会社を休職してしまったとか生活していけるかなとか不安が一杯で正直何かをする気力とかはありませんでしたf '=ω=`;)

とはいえ、実際に休職期間に入った場合にすべき事、した方が良い事もありました。

③-1 傷病手当金を受給しよう(中~長期期間の休職)

まず初めに理解すべきポイントとして休職期間中は会社から給料が出ません。

まぁ、働いていない期間なので当たり前ではあるのですが、このままだと生活できません。

そこで活用すべき手当金として傷病手当金があります。

傷病手当金とは病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます(概ね基本給の66%なので基本給20万円の人なら約14万円)。

支給を受けるためにはいくつかの条件はありますが、申請書を心療内科の担当医の先生に記載して貰って会社へ提出することで受給することができます。

詳しくは以下のURLをチェック

全国健康保険協会https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139

 

③-2 生活記録表を作成、記入する

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生活記録表を作成、記載することで主に心療内科等での診断に役立ちます。

また、休職期間中はやる事がない(目標が立てにくい)ことから無気力になりがちですが生活記録表を記入することで「今日は○○が出来た」、「明日は△△を頑張ろう」といったモチベーションの向上や生活リズムの維持に役立ちます。

 

④さらに療養に励む

休職してある程度日が経ってくるとやる気も少しずつ回復してきます。

そのタイミングですべき事として運動と読書の2つがオススメです。

運動については休職期間中に減少した体力の向上が目的。読書については集中力の向上が目的になります。

特に集中力についてはうつ症状に悩む方なら分かりやすいかもしれませんが、本を読んでも内容が全く頭に入ってこない、そもそも本を読む気分とかそういう状態ではないって感じで集中力がかなり無くなった状態になります。

そこで時間を決めて本を読むことで「今日は30分間集中して読めた」といった要領で集中力を養うとともに療養意欲の向上が期待できます。

 

⑤復職へ向けての最終調整

長い休職期間を経て、体調も気分も問題なし、心療内科の担当医に相談して復職の目途を貰うことができた。

ここから会社と復職へ向けた調整が始まります。

主に行う事としては以下のポイントがあります

⑤-1 復職する環境の整備

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復職するにあたって考えるべきポイントとして復職する職場の環境があります。

例えば、人間関係が問題でうつ症状を発症した人を同じ環境に戻しても折角良くなっていたうつ症状が再発するだけになります。

そこで、まず初めに会社と復職について相談する際は職場環境が今の自分に合っているのか(自分がなぜ心身を壊してしまったのか)を話し合う必要があります。

難しい事かもしれませんが、これから復職を目指す第一歩として積極的に意見を伝えていきましょう。

 

⑤-2 産業医面談

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心療内科の担当医から復職可の判断を貰えたので直ぐに復職できる…というわけではなく会社によっては産業医(各会社の掛かりつけ医)の診断を受ける必要があります。

診断項目は主に問診と健康診断(私の会社の場合は問診と血液検査による健康診断でした)。

問診でも休職中に記入していた生活記録表が大いに役立ちますので、持参すると産業医の参考にもなります。

 

⑥復職

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無事に復職出来てからも油断は厳禁。

うつ病は再発のリスクもあります。会社の保健師産業医心療内科の先生との定期健診はサボらずに受けましょう(・∀・`*人)♪

 

おまけ リワークの利用

リワークとは、ある程度まで回復した休職中のメンタルヘルス不調者を対象に、復職に向けたウォーミングアップを行うことをいいます。

いきなり職場へ戻って働きはじめるのではなく、専門の公的機関や医療機関などに通い、オフィスに似た環境で実施されるさまざまな復職支援プログラムを通じて再発リスクを軽減。療養生活から本格的な職場復帰へ、無理なくスムーズに移行させるのがねらいです。

私の場合は一度復職に失敗してこともあり、サービスの利用を検討、開始しました。

実際に行くと読書やレクレーション(運動など)、行動認知療法などの座学を受けることができました(内容については各施設によって違いますので先ずは電話、メール等で問い合わせてみることをオススメします)。